エアコン基本工事内容(取付工事・取外工事)
エアコン取付、取外工事をご検討のお客様、ホームページの閲覧ありがとうございます。
こちらのページでは、各工事の基本工事内容について記載しています。
つたないイラストで申し訳ないですが、少しでも参考にしていただければと思います。
※画像が集まり次第更新していきます。
※2023年10月1日に料金を改定したため、イラストと本文内容に誤差があります。正しくは本文の料金となります。
エアコン取付 基本工事内容
当店のエアコンの取付工事代金は13000円となっています。
その代金に含まれる基本工事内容は以下の通りです。
該当しない場合は追加工事となりますので、事前にお知らせ頂けると助かります。
ご不明な点等ありましたら、事前に調査を行う事で正確な金額をお見積りすることができます。
エアコン取付基本工事内容
①エアコン本体の容量が、2.2kw(6畳用)
➁開口部にはスリーブを入れ、室外側はシリコンとパテで隙間を埋めます(状況により変動)
③配管は4メートルまでで、テープ巻きにて仕上げます
④ドレンホースキャップ(防虫キャップ)※ご希望があれば無料で取付
⑤室内機と室外機が同一階にある
⑥コンセントプラグや電圧(ボルト数)が一致する事(アース端子付属コンセントの場合はアース施工)
分かりにくくて申し訳ないのですが、以上のイラストを参考にして頂ければと思います。
※2023年10月1日に料金を改定したため、イラストと本文内容に誤差があります。正しくは本文の料金となります。
①エアコン本体の容量について
販売されているエアコンは、「〇畳用」と表示されていることが多いですが、基本工事は2.2kw(6畳用)のエアコンの工事代金です。
それ以上のエアコンの取付をご希望のお客様は、料金が異なりますのでご注意ください。
➁配管用の開口について
エアコンを取り付ける際には、室内機から室外機に向けて配管を通すため、壁に開口が必要となります。
最初から穴が開いていればいいのですが、穴がない場合には開けなくてはなりませんので、穴あけの工事代金が必要となります。
開口部にはスリーブを入れ、外壁側にはシリコンとパテを施工し、隙間を埋めます。(状況により異なる場合アリ)
ただし、既存の穴に関しては、基本的にはそのまま使用します。
※内壁、外壁がコンクリートの場合は当店では施工できませんので、ご了承ください。
③配管と仕上げについて
室内機から室外機への配管は「2分3分」「4メートル」までで、「テープ巻き仕上げ」が基本工事となります。
先ほど記載したように、6畳用を超えるエアコンでは料金が異なります。
4メートルの長さの基準ですが、室内機と室外機が同一階にあれば基本的には4メートルで足ります。
※後ほど室外機の位置について記載してますのでもう少々ご覧ください
配管(電線・ドレンホース含む)は「テープ」で巻いて保護をし、最終仕上げとします。
同一階の場合、サドルでの固定は基本的には行いません。
必要であれば見た目がすっきりする化粧カバーを追加工事(5000円~)にて承ります。
④ドレンホースキャップ(防虫キャップ)
ドレンホースは、エアコン内から排出される水を屋外に流すためのホースです。
しかし、ホースは室外へ放置されているため、このホースから虫が侵入する事もあります。
それを防ぐために、防虫キャップというものがありますので、ご希望のお客様には無料で施工させて頂きます。
⑤室内機と室外機の位置について
上記イラストのように、室内機と室外機が同一階にある場合は基本工事内となります。
二階建ての一軒家であればイラストの通りで、アパートであれば、ベランダや通路など。
以上が基本工事内容となります。
追加工事が必要なパターンは室外機の設置場所によるものが多いので、下記の室外機追加工事をご参照ください。
室外機設置場所による追加工事一覧
①屋根置き (13000円)(金具再利用は5000円)
読んで字のごとく、室外機を屋根の上に設置します。
最近はサイコロ型の家が多いのであまり施工することはないのですが、昔ながらの1階にも屋根がある家では、良く用いられる設置方法です。
追加工事代金は、金具込みで13000円となります。(金具再利用は5000円)
デメリットとして、設置した屋根下の部屋で就寝される場合には、騒音が気になることがあります。
※立ち下ろしが可能な場所であれば、そちらの方が安くあがります。
※2階屋根は別途御見積りとなります。
➁壁掛け (13000円、2階部は16000円)(金具再利用は5000円、2階部は8000円)
読んで字のごとく、室外機を壁に掛けて設置します。
アパートの2階にお住いの方から依頼を頂いた工事で多いです。
ベランダと近接していない部屋や、通路にも室外機を設置できない部屋にエアコンをつける場合に、1階の地面に置かず1階~2階の壁面に設置します。
何故わざわざ壁に掛けるのか?という疑問が出ると思いますが、理由は主に二つ。
まず一つは「騒音問題」です。
アパートの2階に住んでいると、基本的に1階は他人が住んでいます。
エアコンの室外機は少なからず「音」を発しますので、それが1階にお住まいの方にとって騒音となる可能性があります。
2階に住んでいて、1階に室外機を設置すると、場所によっては1階の住民の寝室の横になる場合もあると思います。
そういった場合は、夜寝れない、といったクレームも無いとは言えません。
そのため、自分が借りている部屋の範囲内に設置するには、壁掛け工事が必要となります。
二つ目は「設置スペース」です。
アパートでも、一軒家でも、室外機を設置するスペースが無い場合には、エアコンを設置できません。
例えば、室外機を置くと通路が狭くなる、そもそも室外機を置く場所がない、といった場合ですね。
そういった時は、室外機を1階~2階の壁に設置することで、スペースを確保することができます。
※立ち下ろしが可能であれば、そちらの方が安く上がります。
※壁掛け時、排出される風の向きにはご注意ください。隣の家のベランダや窓に風向きがあると、トラブルになる可能性があります。
※壁内にある柱に金具のボルトを打ち込みます。鉄骨住宅の場合には事前にご相談ください(別途お見積り)。
③天吊り(公団吊り) (13000円)(金具再利用は5000円)
こちらもアパートでよく見る設置方法です。
ベランダの軒天井に金具を取り付け、室外機を設置します。
天井部に取り付けるため、ベランダのスペースを確保することができますが、メリットがそれしかないのでオススメはしません。
取付時の工事費用、何かあった時のメンテナンス費用、引越し時の費用などを考えると、デメリットの方が大きいです。
当店で施工する場合、「天吊り用ボルト(金具を取り付けるためのボルト)」が入っていれば工事可能です。
天吊り用ボルトが無い場合は施工できませんので、ご了承ください。
参考までに・・・
他社様でも、天吊り用のボルト取り付けだけでも結構な工事費がかかる場合があります。
もし依頼する場合には、必ず見積を出してもらってください。
④二段置き (15000円)(金具再利用は下段の場合5000円・上段の場合は無料)
企業様の事務所や店舗で良く見る設置方法です。
取付台数が多く、設置場所が少ない場合などに用いられます。
こちらも正直メリットが無いので、オススメはしません。
※金具(大)は20000円
⑤立ち下ろし (配管4メートルまでの追加で10000円)
屋根置きとは逆で、最近のサイコロ型の家で良く見る設置方法です。
私の自宅でも、2階の3台は立ち下ろしです。
2階のエアコンの室外機を1階に設置することになるので、通路や庭などが狭くなるというデメリットはあります。
ただ、取付費用、後々の買い替え時の費用、メンテナンスなどを考えると、壁掛けよりも経済的だと思います。
アパートでは、先に述べた騒音問題等もありますので、管理会社や大家さんにしっかりと確認して取り付けましょう。
⑥サービスバルコニー
イラストにはありませんが、主に集合住宅(アパートやマンション)で見る設置方法です。
室外機を置くためだけのバルコニー(もしくは同等の場所)が、壁面(もしくは同等の場所)にあり、そこに室外機を設置します。
こちらはお客様自身が選んで取り付けるのではなく、建物の建設時に設置されているため、どうしても余分にお金がかかってしまいます。
スペースの問題など、やむ負えない場合を除いては、あまりメリットはありません。
追加料金のパターンは2種類あります。
取付工事①窓から届くサービスバルコニー・・・5000円
取付工事➁窓から届かないサービスバルコニー・・・8000円
以上が室外機設置パターン別の追加料金になります。
設置場所の問題だけではなく、近隣住民様とのトラブルを避けるためにも、より良い方法で設置したいです。
⑦コンセントプラグと電圧(ボルト)について
エアコン本体から出ているコンセントプラグは大きく分けると上記イラスト上側の3種類です。
一番左はほとんどの家電で採用されている、普通、のコンセントです。
こちらのタイプであれば、追加工事はまず必要ありません。
真ん中はエアコン以外ではあまり見ないタイプです。
発売年やメーカー、機種によってまちまちですが、6畳クラスのエアコンでも真ん中のコンセントプラグが採用されている機種もあります。
くの字型になっているため、部屋側のコンセント差込口は、イラスト下側の真ん中のものでないと挿入できません。
もしエアコン側が真ん中のプラグ(くの字タイプ)で、室内コンセント差込口が左の直線2本のタイプだと、コンセント差込口を交換する必要があるため、追加工事が必要です。(5000円~)
次に電圧(ボルト)についてですが、エアコンは100ボルトの機種と200ボルトの機種があります。
差込口も違いますし、動作する電圧も違うため、互換性はありません。
エアコン取付位置のコンセントのボルト数をご確認の上、ご購入ください。
200ボルトの場合には、イラスト下側の一番右のように、「200V」と赤字で記載されています。
また差込口の形も違いますので、すぐにわかると思います。
もし100ボルトのコンセントしかない場所へ、200ボルトのエアコンを設置する場合(その逆も同様)には、電圧変更とコンセント差込口の変更が必要です。
電圧変更は5500円、コンセント差込口交換は5000円となり、追加で10500円となります。
基本工事内では、エアコン本体のプラグと、部屋側の差込口が一致する場合となりますので、ご購入の際にはご検討ください。
次にアース施工について。
コンセントにアース端子があれば、室内機から配線・結線を行いアース施工します。
コンセントにアース端子が無い場合、既存の室外機から地面にアースが打ち込まれていれば、それを再利用します。
ここまでが基本工事内でのアース施工となります。
アース端子がなく新設する場合は別工事となるため、必要であれば事前にご相談ください。
場合によっては施工できない可能性もあるため、調査依頼をして頂ければと思います。
※アース工事とエアコン取付工事は別工事となります。
以上がエアコン取付の基本工事内容となります。
文章ではわかりにくいこともあると思いますので、ご不明な点等ありましたら、お気軽にご連絡ください。
当店では、現地調査、お見積りまでは無料で行っています。
注)福山市、府中市、尾道市は無料ですが、その他の市町村の方は要ご相談。
エアコン取外基本工事内容
当店のエアコンの取外し工事代金は6000円となっています。
その代金に含まれる基本工事内容は以下の通りです。
該当しない場合は追加工事となりますので、事前にお知らせ頂けると助かります。
ご不明な点等ありましたら、事前に調査を行う事で正確な金額をお見積りすることができます。
※2023年10月1日に料金を改定したため、イラストと本文内容に誤差があります。正しくは本文の料金となります。
①室内機・室外機取外(同一階での取外し)
➁室内側、室外側パテ埋施工(キャップがあればキャップ施工)
①室内機と室外機の位置について
取付工事と同じ内容です。
室内機と室外機が同一階にある場合は基本工事内となります。
➁室内、室外パテ埋め(キャップがあればキャップ施工)
室内機を取り外した時に、壁の穴を塞ぎます。
室内、室外の穴はパテで埋めます。
建築時に施工されたキャップがあれば、そちらを使用します。
穴を塞ぐことで、雨風、虫などの侵入を防ぎます。
そのままお住まいになる場合も、引っ越す場合も安心です。
エアコン取外し追加工事について
①1階~2階間での取外し (2000円)
先ほどの取付工事の、立ち下ろし、で設置されている場合は、取外し追加工事となります。
➁室外機特殊設置での取外し (2000円)
屋根置き、壁掛け、天吊り、二段置きで設置している場合は、取外し追加工事となります。
※壁掛けの場合、2メートル以上(2階部の高さ)の場合は4000円
※二段置きの上段は無料
③サービスバルコニーでの取外し
窓から届く場合・・・2000円
窓から届かない場合・・・4000円
取外し工事の、室外機設置場所による追加は以上となります。
注意点とまとめ
以上が当店でのエアコン取付・取外工事の詳細になります。
ここからは工事内容以外の部分での注意点をいくつかご紹介します。
①エアコンを取り付けるスペースについて
エアコンは横80センチ、縦30センチ程度の大きさがあります。
近くに窓やカーテンレールなどがあると、設置できない場合があります。
設置予定のスペースと、エアコン室内機の大きさを事前にご確認ください。
➁エアコン専用コンセントが無い場合
意外とよくあるのが、エアコン専用コンセントが無いお部屋への設置工事。
出来ればエアコン専用の単独回路として、コンセントを新設することが望ましいです。
ただ、料金が高額となるため、既存のコンセントを移設したり、エアコンでも使える延長コード(1500w以上対応可~)を使用する事も可能です。
コンセントの移設は当日工事も可能ですが、延長コードの在庫は持っていませんので、事前にご確認ください。
③コンセントにアース端子が無い場合
基本工事内では、コンセントにアース端子があれば、室内機からコンセントアース端子までの配線・結線を行いアース施工します。
(既存のエアコンの室外機から地面にアースを打っていて、再利用できる場合のみ同様です)
しかし、古い住宅ではアース端子がついてないコンセントが非常に多いです。
その場合、必要であれば室外機から地面にアースを取ります。(ここからは有料となります、2000円)
地面がコンクリートの場合、室外コンセントのアース端子などに取ります。(2000円~)
それすらない場合は、浴室点検口や天井裏から頑張ってアース線を探して結線します。(10000円~)
それも無理な場合、床下から地面(土面のみ)に打ちます。(20000円~)
100ボルトエアコンの場合であれば、室外機が水気の無い場所に設置されていて、漏電遮断器が付いていれば省略することが出来ます。
ただ、室外機は基本的に屋外に置きますから、ほとんどの場合省略は出来ません。
エアコン取付に行くと困るのですが、もともとのアース工事は家の持ち主様の管轄になりますので、勝手にこちらで施工することはありません。
もちろん、アース工事まで依頼があれば行いますが、基本的には依頼が無いとアース工事までは行いません。
何故なら「料金が発生するから」です。
終わった後にいきなり追加料金を請求されても納得できませんよね?
かといって、こちらも無料で施工する事はできません。
エアコンの取付とアース工事は別工事であるということはご了承ください。
※コンセントにアース端子がある場合や、既存室外機の地面アースが再利用できる場合は、基本工事で行います。
④エアコン取付・取外時に、家に電気が来ていない
引っ越しの時にたまにあります。
引越前に電気の契約を切ってしまったり、引越先で電気の開通が済んでいない場合です。
取付(主に引っ越し先)では、後から試運転を行えば良いのですが、取外しの時にはとても困ります。
エアコンを取り外すときには、ポンプダウン(エアコン内のガスを室外機に閉じ込める作業)、という作業を行う必要があるのですが、その時はエアコンの強制冷房運転が必要となります。
つまり、電気が来ていないとエアコンを動かすことが出来ないため、ポンプダウンが出来ません。
引っ越す(エアコンを移動する)ということは、必ず先にこの作業を行うため、取付時の試運転のように後回しには出来ません。
万が一電気が来ていない場合には、近隣住民の方にご協力(コンセントを貸して)いただく形となりますので、事前にご説明頂き電気の確保をお願い致します。
引っ越しでの取外し工事をご検討のお客様は、是非覚えておいていただければと思います。
※他社様に依頼される場合も同様です。
※トラブル防止のため、近隣の方にお願いする場合には、基本的にはお客様にお願いしております。
⑤駐車場が無い場合や、共用スペースの無いアパート・マンション、企業様の社宅や寮について
駐車場は基本的にお客様にご用意いただく形になります。
一軒家であれば敷地内、アパートやマンションであれば、共用スペースなどに駐車させていただきます。
もし駐車スペースが無い場合には、有料の駐車場に停めて工事に伺いますが、駐車場の代金は実費で頂く事になります。
また、有料の駐車場が遠い場合には、別途運搬費等がかかりますので、事前にご相談ください。
アパート、マンション、企業様の寮や社宅といった、管理人様が常駐している場合は、事前にお客様からご通達お願いいたします。
※管理人様は駐車の承諾をしてくれない場合があるので、何卒よろしくお願いいたします
⑥早朝・夜間工事はできません
仕事の都合などで、どうしても日中に時間が取れないというお客様もいらっしゃいます。
しかし、基本的に早朝工事と夜間工事はできません。
エアコン工事ではどうしても「騒音」が出るため、近隣住民の方から苦情が出る可能性があります。
朝は8時くらいから、夜は19時くらいまでは大丈夫だと思いますが、それ以前・以降は当店では行っておりません。
18時終了を目途に、片付け等を考えて19時までには撤収という工程を組みますので、一台の取付工事としても、16時開始が最終受付となります。
⑦不在工事も場合によっては可能です
お客様の都合で、どうしても途中で抜けないといけない、といった場合でも、お客様が良ければ工事を続行します。
開始と終了の試運転を確認していただければ構いません。
また、引越し後の何もない部屋の場合は、開錠と施錠さえして頂ければ構いません。
お忙しい場合はお客様の都合に合わせて工事に伺いますので、遠慮なくご相談ください。
これで以上となります。
エアコン工事、されど、エアコン工事。
色々な条件がありますが、なるべくお客様のご要望にお応えできますよう、柔軟に対応させていただきます。